ディスプレイオーディオに後席モニターを後付けするメリットと基本知識
車でのお出かけがもっと楽しくなる、後席モニター。特に小さなお子さんがいるご家庭では、長距離ドライブの強い味方になってくれます。最近では、カーナビ機能やスマホ連携が充実したディスプレイオーディオを搭載している車も増えましたが、後席にはモニターがない、という方も多いのではないでしょうか。実は、ディスプレイオーディオを搭載している車なら、後席モニターを後付けできる方法があるんです。この記事では、ディスプレイオーディオと後席モニターの後付けについて、メリットや注意点、おすすめの商品まで詳しく解説します。これを読めば、あなたの車に最適な後席モニター選びがきっとスムーズになるはずです。
まず、ディスプレイオーディオとは、CDやDVDの再生に加えて、BluetoothやUSB、スマートフォン連携(Apple CarPlayやAndroid Auto)などに対応した、いわゆる「カーナビ機能を持たないオーディオ」のことです。地図を表示するナビ機能はありませんが、スマホの地図アプリを画面に映して使うことができます。一方、後席モニターは、後部座席の乗客が映像を楽しむためのモニターです。これを後付けすることで、子供たちが退屈せず、ドライブが快適になります。
ディスプレイオーディオに後席モニターを後付けする方法
後席モニターを後付けする方法は、大きく分けて「ヘッドレストモニター」「天井吊り下げ型モニター」「ポータブルモニター」の3つがあります。それぞれの特徴と、ディスプレイオーディオとの接続方法を見ていきましょう。
ヘッドレストモニターの後付け
ヘッドレストモニターは、前席のヘッドレストに交換・装着するタイプのモニターです。見た目が純正っぽくてスマートで、後部座席の視線の高さに設置されるため、子供も見やすいのが特徴です。取り付けは、ヘッドレストを外してモニター付きのものに交換する方法と、既存のヘッドレストにバンドで固定するタイプがあります。ディスプレイオーディオとの接続は、HDMIやRCAケーブルを使うのが一般的です。ただし、車種によってはヘッドレストの形状が合わない場合もあるので、事前に適合確認が必要です。
天井吊り下げ型モニターの後付け
天井吊り下げ型モニターは、車の天井に取り付けるタイプです。後部座席全体から見やすく、大画面を楽しめるのが魅力です。ただし、取り付けには天井の内張りを外すなどの加工が必要になることが多く、専門業者に依頼するケースが多いです。ディスプレイオーディオとの接続も、配線を天井裏に通す必要があるため、DIYには少しハードルが高いかもしれません。しかし、工賃をかけてでも、迫力のある映像を家族に楽しんでほしいという方にはおすすめです。
ポータブルモニターの後付け
ポータブルモニターは、後部座席のセンターアームレストやヘッドレストに取り付ける、取り外し可能なタイプです。工事不要で、簡単に取り付けられるのが最大のメリットです。ディスプレイオーディオとの接続は、HDMIケーブルやワイヤレスで行います。最近では、ディスプレイオーディオとワイヤレスで連携できるモデルも増えています。車を買い替えても使い回しができるので、コストパフォーマンスを重視する方に人気です。
ディスプレイオーディオと後席モニターの接続方法
ディスプレイオーディオと後席モニターを接続するには、主に以下の3つの方法があります。
HDMI接続
HDMIケーブルで直接接続する方法です。画質・音質ともに最も安定しており、確実に映像を伝送できます。ただし、ケーブルを車内に這わせる必要があるため、取り付けには少し手間がかかります。また、ディスプレイオーディオ側にHDMI出力端子が必要です。
RCA接続
RCAケーブル(黄色・赤・白のピンコード)で接続する方法です。古いタイプのディスプレイオーディオやモニターにも対応していることが多く、互換性が高いのが特徴です。ただし、HDMIに比べると画質は劣る場合があります。
ワイヤレス接続
Wi-FiやBluetoothを介してワイヤレスで接続する方法です。ケーブルレスでスッキリと取り付けられます。最近のディスプレイオーディオやモニターには、ワイヤレス対応モデルが増えています。ただし、機種によっては遅延や画質の劣化が生じることがあるので、注意が必要です。
ディスプレイオーディオ後席モニター後付けの注意点
後席モニターを後付けする際には、いくつか注意したいポイントがあります。
車種との適合性を確認する
ヘッドレストモニターや天井吊り下げ型モニターは、車種によって取り付けられない場合があります。購入前に、必ず自分の車に対応しているか確認しましょう。特に、ヘッドレストの形状や天井の構造は車種によって異なるため、注意が必要です。
配線の取り回しと安全性
配線を車内に這わせる場合、ドアの開閉やシートのスライドに干渉しないように注意しましょう。また、配線が断線しないように、確実に固定することが大切です。DIYで取り付ける場合は、バッテリー上がりやショートを防ぐため、電源はACC電源(エンジンキーでONになる電源)から取るのが安全です。
法令遵守と安全運転
後席モニターは、運転席から見えない位置に設置し、運転中の視界を妨げないようにしましょう。また、走行中に映像を楽しむことはできますが、運転手がモニターに気を取られることのないよう、安全運転を心がけてください。
ディスプレイオーディオ後席モニター後付けのおすすめ商品
ここからは、ディスプレイオーディオに後付けしやすい、おすすめの後席モニターを紹介します。価格や機能、取り付けやすさを考慮して選びました。
ヘッドレストモニターのおすすめ
まずは、ヘッドレストモニターから。純正感覚で取り付けたい方に人気です。
アルパイン ヘッドレストモニター PKG-M800は、11.6インチの大画面で、フルHD(1920×1080)に対応しています。HDMI入力端子を備えているので、ディスプレイオーディオとの接続も簡単です。また、ワイヤレスでスマホの映像をミラーリングできる機能も搭載しています。
ケンウッド ヘッドレストモニター LZH-70は、7インチのコンパクトサイズで、価格も手頃です。RCA入力端子を備えているので、古いディスプレイオーディオにも接続しやすいのが特徴です。ヘッドレストにバンドで固定するタイプなので、工具不要で取り付けられます。
天井吊り下げ型モニターのおすすめ
次に、天井吊り下げ型モニター。大画面で迫力の映像を楽しみたい方に。
パイオニア 天井モニター TDM-1600は、16インチの大画面で、フルHD対応の高画質モデルです。HDMI入力端子を2系統備えており、ディスプレイオーディオ以外にもゲーム機などを接続できます。天井取り付けブラケットが付属しているので、専門業者に依頼すればスッキリと設置できます。
アルパイン 天井モニター PKG-M900は、9インチのコンパクトサイズで、天井にすっきりと収まります。HDMI入力端子に加えて、ワイヤレス接続にも対応しています。ディスプレイオーディオとの連携を考えている方におすすめです。
ポータブルモニターのおすすめ
最後に、ポータブルモニター。手軽に後付けしたい方に最適です。
サンワサプライ ポータブルモニター 400-MDN017は、15.6インチのフルHDモニターで、HDMI入力端子を備えています。付属のスタンドを使って、後部座席のセンターアームレストなどに置くだけで使えます。電源はUSB給電なので、シガーソケットから電源を取ればOKです。
エレコム ポータブルモニター UDCM-PS15Hは、15.6インチで、HDMIとUSB-Cの両方に対応しています。薄型軽量で持ち運びやすく、車内だけでなく、自宅やオフィスでも活用できます。ディスプレイオーディオとの接続は、HDMIケーブルで行います。
また、ディスプレイオーディオ自体を交換することを検討している方には、後席モニターとの連携がスムーズなモデルもあります。例えば、パイオニア ディスプレイオーディオ DMH-SZ700は、HDMI出力端子を備えており、後席モニターとの接続が簡単です。ディスプレイオーディオの買い替えも視野に入れている方は、チェックしてみてください。
ディスプレイオーディオ後席モニター後付けの費用相場
後席モニターの後付けにかかる費用は、モニターの種類や取り付け方法によって大きく異なります。
ポータブルモニターの場合
ポータブルモニターは、本体価格が1万円〜3万円程度で、工事不要なので、総費用は2万円前後で収まります。手軽に始めたい方におすすめです。
ヘッドレストモニターの場合
ヘッドレストモニターは、本体価格が2万円〜6万円程度です。自分で取り付ける場合は工賃がかかりませんが、専門業者に依頼すると工賃が1万円〜2万円程度かかります。総費用は3万円〜8万円程度が目安です。
天井吊り下げ型モニターの場合
天井吊り下げ型モニターは、本体価格が3万円〜10万円程度と高めです。取り付けには内張りを外すなどの作業が必要なため、工賃も2万円〜4万円程度かかります。総費用は5万円〜15万円程度と、他のタイプに比べて高額になります。
まとめ:ディスプレイオーディオの後席モニター後付けで快適なドライブを
ディスプレイオーディオに後席モニターを後付けする方法について、詳しく解説しました。後席モニターを後付けすることで、子供連れのドライブがぐっと快適になります。ポータブルモニターなら手軽に、ヘッドレストモニターなら純正風に、天井吊り下げ型なら大画面で、と自分のニーズに合わせて選ぶことができます。ディスプレイオーディオとの接続方法も、HDMIやRCA、ワイヤレスなど、お使いの機器に合わせて選びましょう。この記事で紹介したおすすめ商品や費用相場を参考に、ぜひ自分にぴったりの後席モニターを見つけてください。家族みんなで楽しいカーライフを送りましょう。
この記事で取り上げた製品
