90ノアディスプレイオーディオとは?基本を押さえよう
90ノアディスプレイオーディオとは、トヨタ90系ノアに標準装備またはオプション設定されている車載情報端末のことです。従来のカーナビゲーションとは異なり、スマートフォンとの連携を重視した設計で、地図アプリや音楽配信サービスを車内の大画面で楽しめます。90ノアディスプレイオーディオは、8インチモデルと10.5インチモデルの2種類があり、グレードやオプションによって選択可能です。
90ノアディスプレイオーディオの最大の特徴は、通信機能を活用したコネクティッドサービスです。トヨタの公式サイトによると、10.5インチモデルは「コネクティッドナビ対応」となっており、リアルタイムの渋滞情報や地図更新が可能です。一方、8インチモデルは「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)」として、スマートフォンのアプリをミラーリングして利用するのが基本です。
この記事では、90ノアディスプレイオーディオの種類や機能、後付けオプション、メリット・デメリット、注意点まで詳しく解説します。購入を検討中の方や、すでに所有している方で活用方法を知りたい方に役立つ内容です。
90ノアディスプレイオーディオの種類とグレード別装備
90ノアディスプレイオーディオは、グレードによって装備が異なります。トヨタの公式情報によると、以下のようになっています。
8インチディスプレイオーディオ
8インチモデルは、S-Gグレードに標準装備、S-Xグレードにメーカーオプションです。このモデルは、スマートフォンのアプリを画面に映して利用する「ディスプレイオーディオ」として機能します。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しており、地図アプリや音楽アプリを車内で快適に使えます。また、USB接続で動画再生も可能です。
10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus
10.5インチモデルは、S-Zグレードに標準装備、S-Gグレードにメーカーオプションです。こちらは、車載ナビ機能を内蔵した上位モデルで、通信型ナビと車載ナビの両方を備えています。通信が途切れても地図情報が保持され、ナビが継続利用できるのが特徴です。また、10.5インチの大画面は高精細で、映像コンテンツも美しく表示されます。
どちらのモデルも、90ノアディスプレイオーディオとしての基本機能は共通していますが、画面サイズやナビ機能の有無で選択肢が分かれます。購入時には、自分の使用スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
90ノアディスプレイオーディオの機能とできること
90ノアディスプレイオーディオは、単なるオーディオ機器ではありません。以下のような多彩な機能を備えています。
スマートフォン連携
Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているため、iPhoneやAndroidスマートフォンを接続するだけで、電話、メッセージ、音楽、地図アプリなどを車内の画面で操作できます。音声アシスタントにも対応しており、ハンズフリーで操作可能です。
コネクティッドサービス
10.5インチモデルでは、トヨタのコネクティッドサービス「T-Connect」に対応しています。これにより、渋滞情報や天気予報、ニュースなどの情報をリアルタイムに受信できます。また、スマートフォンアプリからリモートで車両の状態を確認したり、ドアのロック操作なども可能です。
後席モニターとの連携
ディーラーオプションの後席モニターと連携することで、後席の乗員も映像を楽しめます。特に、90ノアディスプレイオーディオにHDMI入力キットを追加すれば、後席モニターに外部機器の映像を出力することも可能です。
外部機器の接続
USB端子やHDMI入力(オプション)を活用することで、USBメモリやゲーム機、スマートフォンなどを接続して映像や音楽を楽しめます。ただし、走行中の映像視聴は安全のため制限されている場合があります。
90ノアディスプレイオーディオのメリットとデメリット
90ノアディスプレイオーディオを選ぶ際には、メリットとデメリットを理解しておくことが重要です。
メリット
まず、純正装備であるため、車両との一体感が高く、デザインも美しい点です。また、スマートフォン連携がスムーズで、最新のアプリを常に利用できるのも魅力です。さらに、コネクティッドサービスにより、常に最新の地図情報や渋滞情報を得られるため、ドライブが快適になります。
デメリット
一方で、純正のディスプレイオーディオは、社外ナビと比較すると拡張性が低い場合があります。例えば、地図データの更新が有料だったり、テレビ視聴には別途チューナーが必要だったりします。また、走行中の動画視聴は制限されているため、TVキャンセラーなどの後付けが必要になることもあります。
90ノアディスプレイオーディオの後付けオプションとカスタマイズ
90ノアディスプレイオーディオをさらに活用するための後付けオプションを紹介します。
HDMI入力キット
ビートソニックから発売されている「90系ノア/ヴォクシー専用HDMI映像入力キット HDK02A」は、ディスプレイオーディオにHDMI入力を追加できる製品です。これを取り付けることで、iPhoneやiPadのミラーリングや、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスを車内で楽しめるようになります。また、スペアスイッチホールを活用するため、穴あけ加工が不要で、見た目もスマートです。
HDK02Aの取り付けは、専門業者に依頼するのが安心です。自分で取り付ける場合は、車両の内装パネルを外す必要があるため、慎重に行いましょう。
TVキャンセラー
走行中にテレビや動画を視聴するためには、TVキャンセラー(走行中TV視聴キット)の取り付けが必要です。データーシステムから発売されているTV-KITは、90系ノア/ヴォクシーに対応しており、ディスプレイオーディオの取り外し方も含めて詳しい取り付け手順が公開されています。ただし、TVキャンセラーの取り付けは、道路交通法に抵触する可能性があるため、使用は自己責任で行い、安全運転を心がけてください。
社外ナビへの交換
純正のディスプレイオーディオに満足できない場合は、社外ナビに交換するという選択肢もあります。アルパインなどのメーカーから、90系ノア/ヴォクシー対応の社外ナビが発売されています。社外ナビは、地図の更新が無料だったり、拡張性が高かったりするメリットがあります。ただし、純正のディスプレイオーディオを外すと、コネクティッドサービスが利用できなくなる場合があるため、注意が必要です。
90ノアディスプレイオーディオの注意点とよくある質問
90ノアディスプレイオーディオを利用する際の注意点をまとめました。
走行中の動画視聴は制限される
安全のため、走行中はテレビや動画の視聴が制限されます。これは純正のディスプレイオーディオに限らず、多くの車載機器に共通する仕様です。後席モニターで映像を楽しむ場合も、運転中は運転席から見えない位置に設置することが法律で義務付けられています。
地図データの更新
10.5インチモデルの車載ナビ機能は、地図データの更新が必要です。更新方法や費用については、トヨタのディーラーに確認しましょう。コネクティッドナビ対応モデルでは、通信で自動更新される場合もありますが、車載ナビ部分は別途更新が必要な場合があります。
対応していないスマートフォン
Apple CarPlayやAndroid Autoに対応していないスマートフォンでは、一部機能が利用できません。また、機種によっては接続が不安定な場合もあります。事前に互換性を確認することをおすすめします。
よくある質問
Q: 90ノアディスプレイオーディオにHDMI入力はありますか?
A: 純正ではHDMI入力はありませんが、ビートソニックのHDK02Aを後付けすることで追加できます。
Q: 後席モニターに映像を映すことはできますか?
A: 純正の後席モニターと接続可能です。HDMI入力キットを追加すれば、外部機器の映像も後席モニターに出力できます。
Q: 社外ナビに交換できますか?
A: 可能ですが、純正のコネクティッドサービスが使えなくなる場合があります。交換前にディーラーや専門業者に相談しましょう。
まとめ:90ノアディスプレイオーディオを最大限活用しよう
90ノアディスプレイオーディオは、スマートフォン連携やコネクティッドサービスなど、現代のカーライフに欠かせない機能を備えています。純正ならではの安心感とデザイン性は大きな魅力です。一方で、拡張性を求めるなら後付けオプションの活用も検討しましょう。HDMI入力キットやTVキャンセラーを追加することで、さらに便利に使えます。
この記事で紹介した情報を参考に、自分に合った使い方を見つけてください。90ノアディスプレイオーディオを最大限活用して、快適なドライブを楽しみましょう。
