ディスプレイオーディオレスとは?結論からいうと
ディスプレイオーディオレスとは、クルマにナビゲーション機能付きのディスプレイ(モニター)が最初から装着されていない仕様のことを指します。メーカーが純正ナビを設定せず、代わりにスマートフォンと連携して使う前提のオーディオユニットだけを備えている、あるいは何も付けずに後から好きな機器を選べるようにしている状態です。
「ディスプレイオーディオレス」と聞くと、何か特別な装備が付いているように感じるかもしれませんが、実際は逆で「ディスプレイ付きのオーディオ(ナビ)が付いていない」という意味になります。最近の新車では、スマホのカーナビアプリを画面に映して使うスタイルが一般的になり、わざわざ高価な純正ナビを選ばない人も増えています。その流れを受けて、メーカー側もディスプレイオーディオレスという選択肢を用意するようになりました。
この記事では、ディスプレイオーディオレスの基本的な意味から、メリット・デメリット、注意点、おすすめの後付け機器までを整理して紹介します。クルマの購入を考えている方や、今のナビに不満を感じている方の判断材料になればうれしいです。
ディスプレイオーディオレスとディスプレイオーディオの違い
まず押さえておきたいのは、ディスプレイオーディオレスとディスプレイオーディオは別物だという点です。ディスプレイオーディオは、ナビゲーション機能そのものは持たないけれど、スマホと接続して地図アプリや音楽アプリを表示できるモニター付きの機器を指します。一方、ディスプレイオーディオレスは、そのモニターすら付いていない状態です。
つまり、ディスプレイオーディオレス車を購入した場合は、自分でディスプレイオーディオやカーナビを後付けするか、スマホをダッシュボードに置いて使うかを選ぶことになります。ここが購入時の大きな分かれ道になります。
ディスプレイオーディオレスの位置づけ
メーカーによって呼び方は少し異なりますが、おおむね「純正ナビレス」「オーディオレス」といった表現に近いものです。オーディオレスはスピーカーや配線が簡素な場合もありますが、ディスプレイオーディオレスはスピーカーは付いていて、画面だけがないというパターンも多く見られます。グレードや車種によって装備内容が変わるため、購入前に装備表を確認することが大切です。
ディスプレイオーディオレスのメリット
ディスプレイオーディオレスを選ぶメリットは、なんといっても初期費用を抑えられることです。純正ナビは高額になりがちで、車両価格に数十万円上乗せされることも珍しくありません。その点、ディスプレイオーディオレスならその分を節約でき、必要な機器だけを後から選べます。
また、自分好みの機器を選べる自由度も魅力です。最新のカロッツェリア 楽ナビのようなナビを後付けしたり、パイオニア ディスプレイオーディオを組み合わせたりと、予算や用途に合わせてカスタマイズできます。スマホの買い替えサイクルに合わせて機器を更新できるのも、純正ナビにはない利点です。
さらに、スマホのカーナビアプリを使えば地図データが常に最新の状態になります。純正ナビのように定期的な地図更新にお金がかかることも少なく、維持費を抑えたい人に向いています。
コストを抑えつつ自分で選べる
ディスプレイオーディオレスは、車両本体の価格を下げたい人にとって合理的な選択です。後付け前提なので、最初からすべてを決めなくてもよく、納車後にじっくり検討できます。ただし、後付け工賃や配線キットなどの追加費用は別途かかる点は覚えておきましょう。
ディスプレイオーディオレスのデメリットと注意点
一方で、ディスプレイオーディオレスにはデメリットもあります。まず、納車後すぐにナビやオーディオを使いたい場合は、自分で手配する手間が発生します。ディーラーで同時に取り付けてもらうこともできますが、その場合は工賃が上乗せされます。
また、後付け機器によっては純正のステアリングスイッチやバックカメラと連携できないことがあります。接続キットが必要になったり、設定が複雑になったりするので、購入前に適合情報を確認しておくことが重要です。特にアルパイン ビッグXのような高機能モデルは、車種別の取付キットが必須になる場合があります。
さらに、ディスプレイオーディオレス車は中古市場での評価が分かれることがあります。純正ナビ付きを求めるユーザーも多いため、売却時に不利になる可能性もゼロではありません。長く乗るのか、数年で乗り換えるのかによっても判断が変わってきます。
後付け前提ならではの注意点
後付けする際は、電源の取り方やアースポイント、スピーカー配線の有無を確認しましょう。特にエーモン 配線キットなどの適合品を用意すると作業がスムーズです。また、サンワサプライ スマホホルダーを使ってスマホを固定するだけのスタイルなら、工賃をほぼかけずに運用できます。
ディスプレイオーディオレス車におすすめの後付け機器
ディスプレイオーディオレス車で快適に過ごすなら、用途に合わせて機器を選ぶのがポイントです。ナビ機能を重視するならパナソニック ストラーダやケンウッド 彩速ナビが候補になります。音楽再生やスマホ連携を中心にするなら、ケンウッド ディスプレイオーディオやソニー ディスプレイオーディオが使いやすいでしょう。
予算を抑えたい場合は、パイオニア カーナビのエントリーモデルや、ユピテル カーナビのような手頃なモデルも選択肢に入ります。取り付けが不安な場合は、コムテック ドライブレコーダーのようにドラレコ一体型を選ぶと、配線をまとめられてすっきりします。
スマホを画面代わりにするなら、Anker カーチャージャーやエレコム スマホホルダーを用意しておくと便利です。充電しながらナビを使うとバッテリー消費を抑えられます。
比較するときのポイント
機器を比較するときは、画面サイズ、スマホ連携の対応規格、取り付けキットの有無、保証期間をチェックしましょう。特にパイオニア ディスプレイオーディオはモデルごとに機能差が大きいので、自分のスマホが対応しているかを確認することが大切です。
ディスプレイオーディオレスとは何かをもう一度整理
ディスプレイオーディオレスとは、純正のディスプレイ付きオーディオやナビが付いていない仕様のことです。初期費用を抑えられ、後から自分好みの機器を選べるメリットがある一方、自分で手配する手間や連携の確認が必要になるデメリットもあります。
購入を検討しているなら、まずは普段スマホのカーナビアプリをどれだけ使うかを考えてみてください。スマホ中心ならディスプレイオーディオレスで十分なことも多く、こだわりたいなら後付けでアルパイン ディスプレイオーディオなどを選ぶのも楽しいですよ。自分の使い方に合わせて、無理のない選択をしてくださいね。
