ディスプレイオーディオでCDを聞くには?結論からお伝えします
ディスプレイオーディオでCDを聞くには、大きく分けて3つの方法があります。ひとつはUSB接続の外付けCDドライブを使う方法、ふたつめはポータブルCDプレーヤーをAUXやUSB経由で接続する方法、みっつめはCD音源をあらかじめUSBメモリやスマホに取り込んでおく方法です。ディスプレイオーディオ本体にCDスロットが付いているモデルはごく一部なので、基本的には「外付け機器を組み合わせる」と考えておくのが現実的です。
この記事では、それぞれの方法のメリット・デメリット、必要な機材、注意点を比較しながら、あなたの環境に合ったベストなやり方を見つけられるようにまとめていきます。
そもそもディスプレイオーディオにCDスロットは付いているのか
結論から言うと、市販されているディスプレイオーディオの多くはCDスロットを搭載していません。ナビゲーションや音楽再生、スマホ連携をひとつの画面に集約するのがディスプレイオーディオのコンセプトで、メディアはUSBメモリやBluetooth、スマホアプリ経由での再生が前提になっているからです。
そのため、これまでCDで音楽を聴いてきた人がディスプレイオーディオに買い替えると、「CDが聴けない」という壁にぶつかります。ここで諦めてしまうのはもったいないので、次の章から具体的な解決策を見ていきましょう。
方法1:外付けCDドライブをUSB接続する
もっとも手軽で、音質面でも有利なのがUSB接続の外付けCDドライブを使う方法です。パソコン用として販売されているポータブルCDドライブの多くはUSB給電で動くので、ディスプレイオーディオのUSB端子に挿すだけで使える可能性があります。
必要なもの
用意するのは外付けCDドライブと、接続用のUSBケーブルです。ドライブによってはUSBハブを挟んだほうが安定する場合もあります。また、ディスプレイオーディオ側がUSBオーディオクラスに対応しているかどうかがポイントになります。
メリット
配線がすっきりして車内が散らかりにくいこと、CDの出し入れが画面操作で完結しやすいこと、そして何より音をデジタルで取り込めるため音質劣化が少ないことが挙げられます。ポータブルCDプレーヤーを別途用意する必要もありません。
デメリットと注意点
すべてのディスプレイオーディオが外付けCDドライブを認識するわけではありません。メーカーや機種によって対応状況が異なるため、購入前に取扱説明書や公式サイトで「USB接続のCDドライブに対応しているか」を確認しておきましょう。認識しなかった場合は、後述する別の方法に切り替える必要があります。
方法2:ポータブルCDプレーヤーをAUXやUSBで接続する
外付けドライブが使えない場合に次に検討したいのが、ポータブルCDプレーヤーをディスプレイオーディオに接続する方法です。AUX入力端子があればケーブル1本でつなげられますし、USB入力やBluetooth送信に対応したモデルならさらに配線を減らせます。
必要なもの
ポータブルCDプレーヤー本体と、AUXケーブルまたはUSBケーブルを用意します。Bluetooth対応モデルならBluetoothトランスミッターを組み合わせるのも手です。
メリット
ディスプレイオーディオ側の対応可否に左右されにくく、どの車種でも比較的導入しやすいのが強みです。手持ちのCDプレーヤーをそのまま活かせるケースもあります。
デメリットと注意点
ケーブルが増えて車内がごちゃつきやすいこと、AUX接続の場合はアナログ変換の影響で音質が多少落ちることがあります。また、運転中にCDの入れ替えをするのは危険なので、必ず安全な場所に停車してから操作してください。
方法3:CD音源をUSBメモリやスマホに取り込んでおく
いちばんトラブルが少ないのは、あらかじめCDの楽曲をデータ化しておく方法です。パソコンで取り込んだ音楽ファイルをUSBメモリに保存し、ディスプレイオーディオに挿せば、CDプレーヤーやドライブを車内に持ち込まずに済みます。
必要なもの
USBメモリと、CDを取り込むためのパソコン、そして必要に応じて外付けCDドライブを用意します。スマホに取り込む場合はmicroSDカードがあると容量を確保しやすくなります。
メリット
再生時の操作がもっともスムーズで、振動による音飛びの心配もありません。プレイリストを自由に作れるので、長距離ドライブでも快適に楽しめます。
デメリットと注意点
取り込みの手間がかかること、そして私的利用の範囲を超えた複製は法律で制限されている点に注意が必要です。自分が所有するCDを自分で聴く目的であれば問題ありませんが、配布や販売目的のコピーは避けましょう。
ディスプレイオーディオでCDを聞く方法を比較表でチェック
ここまでの3つの方法を、導入のしやすさ・音質・手間の3つの観点で整理してみます。
| 方法 | 導入しやすさ | 音質 | 手間 |
|---|---|---|---|
| 外付けCDドライブをUSB接続 | 機種依存あり | 良好 | 少ない |
| ポータブルCDプレーヤーを接続 | 高い | ふつう | ふつう |
| USBメモリ・スマホに取り込み | 高い | 良好 | 取り込み時のみ |
音質を重視するなら外付けCDドライブかデータ取り込み、手軽さを重視するならポータブルCDプレーヤーという選び方がおすすめです。
ディスプレイオーディオでCDを聞くときの注意点
実際に運用する前に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
対応フォーマットを確認する
ディスプレイオーディオが再生できる音楽ファイルの形式は機種ごとに異なります。MP3やWMA、AACなどに対応していることが多いですが、FLACなどの高音質形式は非対応の場合もあります。取り込み前に取扱説明書を確認しましょう。
USB端子の電力容量に注意する
外付けCDドライブは思った以上に電力を消費します。ディスプレイオーディオのUSB端子が給電に対応していない場合は、USBハブやシガーソケットUSB充電器を併用して安定させるとよいでしょう。
運転中の操作は控える
CDの入れ替えやケーブルの抜き差しは、必ず停車してから行ってください。安全運転が最優先です。
おすすめの関連機器をシーン別に紹介
最後に、目的別に選びやすいアイテムを挙げておきます。
- とにかく手軽に始めたい人:ポータブルCDプレーヤーとAUXケーブル
- 車内をすっきりさせたい人:外付けCDドライブ
- 今後CDを増やしたくない人:USBメモリとmicroSDカード
- ワイヤレスで楽しみたい人:Bluetoothトランスミッター
いずれの方法も、自分のディスプレイオーディオの対応状況を確認してから購入するのが失敗しないコツです。
まとめ:ディスプレイオーディオでCDを聞くなら目的に合った方法を選ぼう
ディスプレイオーディオでCDを聞く方法は、外付けCDドライブ・ポータブルCDプレーヤー・データ取り込みの3つが中心です。音質と快適さを求めるなら外付けCDドライブかUSBメモリへの取り込み、手軽さと確実性を求めるならポータブルCDプレーヤーの接続が向いています。
大切なのは、自分のディスプレイオーディオがどの接続方式に対応しているかを事前に確認すること。そのうえで、外付けCDドライブやポータブルCDプレーヤー、USBメモリといったアイテムを上手に組み合わせれば、これまで愛用してきたCDコレクションを車内でも存分に楽しめます。ぜひあなたのスタイルに合った方法を選んでみてください。
