レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けは「できるか」ではなく「どの型に何を付けるか」で決まる
結論から言うと、レヴォーグへのディスプレイオーディオ取り付けは、年式とグレードによって話がまったく変わります。純正の11.6インチセンターディスプレイが付いているグレードでは、後付けディスプレイオーディオを「置き換える」のではなく「併用する」発想になり、純正ナビや純正SDナビが付いている個体では、まず純正ナビを取り外してから取り付ける流れになります。つまり、あなたのレヴォーグがどの仕様なのかを最初に確認しないと、必要なキットも工賃も見当がつかない、というのが正直なところです。
この記事では、レヴォーグのディスプレイオーディオ取り付けを検討している人が、比較して、判断して、実際に動けるように、年式・グレード別の考え方、必要なもの、注意点、選び方の順に整理していきます。
レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けの基本|純正ナビの有無で3パターンに分かれる
まず前提として、レヴォーグには大きく分けて次の3つの状態があります。中古車情報でも「純正11.6型ナビ」「9インチナビTV」「純正SDナビ」といった表記が混在しているので、自分のクルマがどれかを確認しましょう。
パターン1:純正11.6インチセンターディスプレイ搭載車
2020年10月のフルモデルチェンジ以降のレヴォーグには、11.6インチの純正センターディスプレイが設定されています。中古車の掲載情報でも「純正11.6インチディスプレイナビ」「純正11.6インチセンターナビ」といった記載が見られます。このタイプは画面がエアコン操作や車両設定と統合されているため、画面そのものを社外品に置き換えるのは現実的ではありません。後付けするなら、純正画面はそのまま残し、別位置にディスプレイオーディオを追加する考え方になります。
パターン2:純正ナビ(9インチ前後)搭載車
「9インチナビTV」「純正SDナビ」といった表記の個体は、純正ナビを外して社外ディスプレイオーディオに交換する余地があります。ただし、レヴォーグは車両情報やステアリングスイッチとの連携があるため、取り付けキットと配線情報の有無が成否を分けます。
パターン3:ナビレス・オーディオレス車
もっとも取り付けやすいのはこのパターンです。純正の画面がないぶん、市販のディスプレイオーディオを比較的自由に選べます。ただし、バックカメラやETC、ステアリングスイッチとの接続には別途部材が必要になることがあります。
レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けに必要なもの一覧
取り付けを依頼するにしても自分で作業するにしても、次のものを揃えるのが基本です。ここを省略すると、最悪の場合「画面は付いたけど車両情報が出ない」「ステアリングスイッチが効かない」という状態になります。
- ディスプレイオーディオ本体(9インチ前後が主流)
- 車種別の取り付けキット(パネル・ブラケット)
- 配線変換ハーネス(車種別)
- ステアリングスイッチ変換アダプター
- バックカメラ接続用の変換ケーブル
- アンテナ変換ケーブル(フルセグ・AM/FM)
- USB・HDMI延長ケーブル
- ETC車載器の移設部材(必要な場合)
特にレヴォーグはグレード差が大きく、同じ年式でも装備が異なります。中古車情報でも「全方位カメラ」「デジタルマルチビューモニター」「アイサイトX」など装備の記載が細かく分かれているので、自分の装備を書き出してからキットを選ぶと失敗が減ります。
レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けのメリットとデメリット
メリット
- 地図更新やアプリ追加が純正より柔軟で、Apple CarPlayやAndroid Autoを純正より快適に使える場合がある
- 純正ナビの地図更新費用を気にせず運用できる
- 音質面を重視したモデルを選べば、純正オーディオからのステップアップになる
- 後付けなので、将来的に別車種へ移設できる可能性がある
デメリット
- 純正11.6インチ車は画面置き換えが難しく、併用前提になる
- 車両情報表示や一部の純正機能が使えなくなることがある
- 取り付けキット代と工賃を含めると、本体価格以外に費用がかさむ
- 年式・グレードによっては適合情報が少なく、確認に手間がかかる
「安く済ませたい」のか「純正機能を残したい」のかで、選ぶべきディスプレイオーディオの型番が変わります。ここを曖昧にしたまま買うと、あとで後悔しやすいポイントです。
レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けの注意点
作業そのものより、事前確認のほうが重要です。以下の点は必ず押さえてください。
年式とグレードを先に特定する
レヴォーグは2014年4月に発表され、2020年10月にフルモデルチェンジ、さらに2026年10月にはフルモデルチェンジが予定されていると報じられています。世代が違えば内装の形状も配線も別物です。「レヴォーグだからこのキット」と一括りにせず、型番単位で適合を確認しましょう。
アイサイト関連の装備に触れない
アイサイトやアイサイトXに関わるカメラ・センサー類は、取り付け作業で位置や配線を変更すると正常に作動しなくなるおそれがあります。前方カメラやミリ波レーダー周辺には手を加えないのが原則です。
保証と法令の確認
新車保証が残っている車両では、純正品以外への交換が保証対象外になる場合があります。また、走行中に映像を表示する改造は法令に触れる可能性があるため、テレビや映像の視聴は停車時のみに限定される製品を選びましょう。取り付け位置や配線が保安基準に適合しているかの判断は、販売店や整備工場に確認するのが確実です。
工賃と作業時間の目安を先に聞く
ナビレス車からの取り付けと、純正ナビからの交換では作業工数が違います。見積もりを取る際は「取り外し工賃」と「取り付け工賃」を分けて提示してもらうと、比較しやすくなります。
レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付け|おすすめの選び方と比較の軸
どの製品を選ぶかは、次の4軸で比較すると整理しやすくなります。
- 画面サイズ:9インチ前後がレヴォーグの内装に馴染みやすい
- スマホ連携:Apple CarPlay/Android Autoの対応有無
- 拡張性:バックカメラ、ETC、ステアリングスイッチに対応できるか
- 音質調整:イコライザーやタイムアライメントの有無
純正11.6インチ車なら、画面を置き換えずに追加する前提で、設置場所を選びやすいコンパクトなモデルが候補になります。純正ナビ車なら、取り付けキットが用意されているモデルを優先すると、作業の見通しが立ちます。ナビレス車なら、ディスプレイオーディオの選択肢を広く比較できます。
なお、レヴォーグの中古車は掲載台数が多く、価格相場も幅があります。中古車情報では「純正11.6型ナビ」「9インチナビTV」「純正SDナビ」など装備欄が細かく記載されているので、購入前に装備欄を確認しておくと、後からディスプレイオーディオ取り付けを検討する手間が減ります。
レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けを依頼するか自分でやるか
結論としては、純正ナビや純正11.6インチ画面が絡む個体はプロに依頼するのが無難です。一方、ナビレス車でキットが揃っている場合は、自分で作業する選択肢もあります。判断の目安は次のとおりです。
- プロ依頼が向いている人:純正画面やアイサイト関連装備がある、配線加工に不安がある、保証を残したい
- 自分でやるのが向いている人:ナビレス車、車種別キットが揃っている、工具と作業スペースがある
どちらの場合も、レヴォーグの年式・グレード・純正装備を書き出したメモを用意してから相談すると、話が早く進みます。
まとめ|レヴォーグ ディスプレイオーディオ 取り付けは「型の確認」から始めよう
レヴォーグのディスプレイオーディオ取り付けは、純正11.6インチ画面の有無、純正ナビの有無、ナビレスかどうかで最適解が変わります。まず自分の車両の仕様を確認し、そのうえでディスプレイオーディオ本体・取り付けキット・配線ハーネスを揃える、という順番で進めれば、比較も判断もぶれません。Apple CarPlayやAndroid Autoの使い勝手を重視するのか、純正機能の維持を優先するのかを先に決めてから、製品選びと依頼先の比較に進んでください。
