ディスプレイオーディオにHDMIを後付けできる?結論から言うと
「ディスプレイオーディオ hdmi後付け」で調べているあなたは、おそらく純正のディスプレイオーディオにHDMI入力端子がなくて困っているのではないでしょうか。結論から言うと、ディスプレイオーディオ本体にHDMI入力端子がもともと搭載されていない場合、あとからHDMI端子そのものを物理的に増設することは基本的にできません。ただし、HDMI変換アダプターやキャプチャー機器、外部モニターを組み合わせることで、疑似的にHDMI映像をディスプレイオーディオの画面に表示させる方法は存在します。この記事では、後付けの現実的な選択肢と、失敗しないための機器選び、注意点を順番に解説していきます。
そもそもディスプレイオーディオとは何か
ディスプレイオーディオは、カーナビゲーション機能をスマートフォンに任せ、車側は大画面ディスプレイとオーディオ機能に特化した車載器です。トヨタやホンダ、日産など多くのメーカーが新車標準装備として採用しています。地図データを内蔵せずスマホと連携するため本体価格を抑えられる一方、HDMI入力端子を備えていないモデルが多く、Fire TV StickやNintendo Switchなどの映像を車内で楽しみたい人にとっては物足りなさを感じる部分でもあります。
ここで重要なのは、ディスプレイオーディオの多くが映像入力にUSB端子や専用端子を使う設計になっている点です。HDMI入力が前提になっていないため、後付けを考える際は「HDMIをどうにかして本体が認識できる信号に変換する」という発想が必要になります。
HDMI後付けの主な方法3つを比較
方法1:HDMI→USB変換アダプターを使う
もっとも手軽に試せるのが、HDMI USB 変換アダプターをディスプレイオーディオのUSB端子に接続する方法です。ただし、すべてのディスプレイオーディオがUSB経由の映像入力に対応しているわけではなく、対応していない機種では映像が表示されません。購入前に取扱説明書やメーカー公式サイトで、USB映像入力の可否を必ず確認してください。
方法2:HDMIキャプチャー機器を経由する
HDMI キャプチャーボードを使って、HDMI映像をUSB経由の映像信号に変換する方法もあります。ゲーム機やFire TV Stickの映像をパソコンに取り込むのと同じ仕組みです。ただしディスプレイオーディオ側がUVC(USB Video Class)に対応している必要があり、対応していなければ認識されません。動作報告は機種ごとに大きく異なるため、同じ車種・同じディスプレイオーディオでの実績を探してから購入するのが安全です。
方法3:外部モニターを別途用意する
ディスプレイオーディオ本体に手を加えず、モバイルモニターをダッシュボード付近に設置してHDMI接続する方法です。たとえばEVICIV モバイルモニター 15.6インチのようなUSB Type-C/Mini HDMI対応モデルなら、Fire TV Stickやゲーム機の映像をそのまま表示できます。ディスプレイオーディオの画面はナビやオーディオ操作に使い、映像はサブモニターで楽しむという役割分担ができるため、もっとも確実性が高い方法と言えます。
後付けに使えるHDMI関連機器の具体例
ここからは、実際に候補として挙がりやすい機器を紹介します。いずれもディスプレイオーディオ本体の対応状況によって使えるかどうかが変わるため、購入前の確認を前提にしてください。
まず変換アダプター系では、HDMI to USB アダプターやHDMI 変換ケーブルが候補になります。ケーブルの長さやコネクタ形状は車内レイアウトに直結するので、HDMI 延長ケーブルも合わせて検討すると配線しやすくなります。
映像を本格的に楽しみたいなら、Fire TV StickのようなHDMI出力機器が前提になります。また、Nintendo Switchを車内で遊びたいという人も多いでしょう。これらの機器を接続するには、HDMI入力を受けられるモニター側の準備が欠かせません。
モニター候補としては、Dell S2725DC 27インチ モニターのような据え置き型は車内には大きすぎるため、車載用途ではKEEPTIME モバイルモニター 15.6インチやASUS モバイルモニターといった小型・軽量モデルが現実的です。電源はシガーソケットから取れるUSB Type-C 電源アダプターを用意しておくと安心です。
配線をすっきりさせたい場合は、HDMI ケーブル 短いタイプや、ケーブル 結束バンドを使って整理するのがおすすめです。また、映像信号を安定させるためにHDMI 分配器やHDMI 切替器を挟む構成も考えられます。
後付けのメリットとデメリット
メリット
後付けの最大のメリットは、車を買い替えずに映像環境を追加できることです。純正ナビを交換するよりも費用を抑えられ、Fire TV Stickやゲーム機など手持ちのHDMI機器を活かせます。また、外部モニター方式ならディスプレイオーディオ本体に手を加えないため、故障時のリスクも抑えられます。
デメリット
一方で、ディスプレイオーディオ本体のUSB端子が映像入力に対応していないケースが多く、変換アダプターを買っても映らない可能性があります。また、走行中の映像表示は法律で制限されているため、運転者が見ることはできません。後席エンタメ用途に限定するなどの配慮が必要です。
後付けするときの注意点
まず、車種やディスプレイオーディオの型番ごとに対応状況が違うことを理解しておきましょう。メーカー公式の取扱説明書やサポートページで、USB端子の仕様や映像入力の可否を確認するのが第一歩です。次に、電源容量にも注意してください。モニターやFire TV Stickはそれなりの電力を消費するため、シガーソケットの容量を超えないようにしましょう。
配線は走行中の振動で抜けないように固定し、エアバッグの展開を妨げる場所を避けることも大切です。法令や安全基準に抵触するおそれのある取り付けは避け、必要に応じて専門店に相談してください。
ディスプレイオーディオ hdmi後付けのまとめ
ディスプレイオーディオにHDMIを後付けしたい場合、本体にHDMI端子を増設することは難しく、変換アダプターやキャプチャー機器、外部モニターを組み合わせるのが現実的な方法です。もっとも確実なのは、モバイルモニターを追加してHDMI機器を直接つなぐ構成です。自分のディスプレイオーディオの対応状況を確認したうえで、HDMI 変換アダプターやFire TV Stickなど必要な機器を選び、安全に配慮しながら車内の映像環境を整えてみてください。
